市川市のEV・V2H 補助金【令和8年度】単独で使える枠は残り21万円・もう1本は太陽光が条件

最終更新: 2026年10月2日

市川市で電気自動車を買うときに使える市の補助は、2つあります。名前も担当する枠も別で、条件がまったく違います。そして太陽光がなくても使えるほうは、令和8年9月29日時点で予算の92%が消化済み。残りは210,000円でした。

購入前に迷うことこの記事の答え
市からいくら出る?EVは5万円、電動バイクは2万円、V2Hは5万円。太陽光があれば別枠で10〜15万円
まだ間に合う?単独で使える枠は残り約4件分。太陽光がある家向けの枠はまだ余裕があります
国の補助は関係ある?前提になります。市の額は「国補助金の4分の1」で計算します
いつ申請する?購入・導入したあとです。買う前の手続きはありません
軽自動車やバイクは?電動バイクも対象です。ハイブリッド車と燃料電池自動車は対象外

市川市のEV補助は2本立て

ひとつは「市川市電気自動車等導入費補助金」。もうひとつが「市川市スマートハウス関連設備導入費補助金」のEV枠です。どちらも窓口は総合環境課ですが、要件も金額も別物として動いています。

電気自動車等導入費補助金スマートハウス補助金のEV枠
太陽光の条件なし必須
電気自動車国補助金の1/4 または 50,000円の低い方太陽光+V2H併設で150,000円/太陽光のみ併設で100,000円
電動バイク本体購入費 または 20,000円の低い方対象外
V2H充放電設備本体購入費 または 50,000円の低い方補助対象経費の1/10(上限250,000円)
予算残額
(令和8年9月29日現在)
210,000円(予算2,850,000円・54件)13,310,000円(太陽光以外の枠・予算18,700,000円・66件)
申請期限令和9年3月31日(必着)令和9年2月26日(必着)

並べてみると、住宅に太陽光が載っているかどうかで入れる扉が変わる構造です。太陽光がない家は左の枠しか使えません。その左の枠が、いま残りわずかになっています。

太陽光なしで使える枠は、残り約4件分

電気自動車等導入費補助金の予算は2,850,000円。令和8年9月29日現在で54件の申請があり、残額は210,000円です。

市川市のEV関連2制度・令和8年度の予算消化状況 令和8年9月29日現在。電気自動車等導入費補助金は予算285万円のうち264万円を交付済みで消化率92パーセント、残額は21万円で約4件分。スマートハウス補助金の太陽光以外の枠は予算1,870万円のうち539万円を交付済みで消化率29パーセント、残額は1,331万円。 令和8年度の予算消化(令和8年9月29日現在) 電気自動車等導入費補助金(太陽光なしでも可) 予算 2,850,000円・申請54件 交付済み 92% 残 210,000円 ▲ 平均49,000円で割ると、残りは約4件分 スマートハウス補助金・太陽光以外の枠(太陽光が必須) 予算 18,700,000円・申請66件 29% 残 13,310,000円
同じ市のEV補助でも、太陽光の有無で残りの余裕がまったく違う

54件で2,640,000円が交付されているので、1件あたりの平均は約49,000円。EVの上限が50,000円であることを考えると、申請のほとんどが自動車でした。残りの210,000円をこの平均で割れば、あと4件ほどで締め切りという計算になります。受付期間は令和9年3月31日まで案内されていますが、半年近く前に閉まる可能性が高いところです。

消化のペースからも見てみます。受付が始まったのは令和8年5月7日で、9月29日までは約4.8か月。54件を割ると月に11件ほどのペースです。この速さが続くなら、残り4件分は2週間ほどで消えます。この記事を読んでいる時点で、すでに締め切られている可能性のほうが高いと考えたほうが現実的です。

ただ、取り逃がしたときの痛手はそれほど大きくありません。EVの購入で効く金額の大半は国のCEV補助金で、普通車なら最大130万円。市の5万円は、その4%にも届かない上乗せです。市の枠が閉じていても、国の補助が使えるなら買い時の判断そのものは変わらないはずです。

⚠️ この数字は令和8年9月29日時点です。
この記事を読んでいる時点で、すでに締め切られている可能性があります。契約前に市公式ページの予算残額を必ず確認してください。「約4件分」は交付済み平均から本サイトが計算した目安で、市の公表値ではありません。

この記事を読んでいる時点で、すでに閉まっている可能性のほうが高いと見ています。

ただ、締め切りが近いこと自体は、この制度ではあまり問題になりません。申請するのは購入したあとだからです。枠が無くなっていても車は手元に残ります。損をするのではなく、戻ってこないだけです。

市の額は、国の補助金から逆算される

電気自動車の補助額は「国補助金の4分の1または50,000円のいずれか低い額」と決められています。この書き方が意味するのは、国のCEV補助金を受けていないと市からも出ないということです。国の補助が0円なら、その4分の1も0円になります。

国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)は、令和8年度に大きく増えました。2026年1月1日以降に初度登録を受けたEVの普通車で、基礎補助額125万円に加算5万円を合わせて最大130万円。軽EVでも最大58万円です。予算は約1,100億円が組まれています。

この額なら4分の1は十分に50,000円を超えるので、市からは上限の5万円が出ます。国が20万円以上の補助を出していれば満額、という読み方で実務上は足ります。5万円という数字は、EV用に200Vコンセントを引く工事費とほぼ同じくらいの規模です。

国の受付にも終わりが見えています。令和7年度補正のCEV補助金について、次世代自動車振興センターと経済産業省は2026年9月4日に、申請受付の終了見込みを令和8年12月上旬から12月下旬ごろと公表しました。市の枠と国の枠が、どちらも年内に閉じる可能性があります。

上限50,000円は、電気自動車の車両価格に対しておよそ1%です。国の補助は数十万円の単位で動くので、買うかどうかはそちらで決まります。「市の補助があるうちに」という理由で時期を前倒しするだけの額ではありません。

電動バイクとV2Hも対象になる

この制度は自動車だけのものではありません。電動バイクは本体購入費または20,000円の低い方、V2H充放電設備は本体購入費または50,000円の低い方が対象です。令和8年度からはリースによる導入も対象に加わりました。

V2Hについては、太陽光がある家ならスマートハウス補助金のほうが大きくなります。あちらは補助対象経費の10分の1で上限250,000円。本体が100万円なら10万円で、電気自動車等導入費補助金の5万円を上回ります。太陽光が載っているなら、V2Hはスマートハウス補助金側で考えるほうが有利です。

電動バイクだけは扱いが違います。車体価格が10万円台のクラスなら2割弱が戻るので、比率で見れば自動車とは別の制度です。検討しているなら、残額を先に確認する価値があります。

申請は購入したあと

対象者市川市に居住、または市内に事務所がある方
税の要件市民税・固定資産税・都市計画税・軽自動車税を滞納していないこと
申請のタイミング購入・導入したあと
受付期間令和8年5月7日〜令和9年3月31日(必着)。予算上限に達し次第終了
対象外中古輸入車、ハイブリッド車、燃料電池自動車、展示車・レンタカーとしての使用
問い合わせ市川市 環境部 総合環境課 047-712-5782

ハイブリッド車が対象外である点は読み落としやすいところです。プラグインハイブリッド自動車はスマートハウス補助金のほうで対象になっていますが、こちらは太陽光の併設が前提になります。燃料電池自動車も、この制度では外れています。

2つの制度を両方使えるかどうかは、申請の前に確認したほうが確実です。市の案内には自宅に太陽光がある場合はスマートハウス補助金も対象となる可能性があると書かれています。ただしスマートハウス補助金の手引きには「市川市電気自動車等導入費補助金もその他の補助金に含みます」と明記されていて、計算のときに差し引かれる扱いになっています。単純な足し算にはなりません。

市川市民向けのお得なポイントアプリ
市内の自動車整備・用品店にも、ICHICOが使えるお店があります

ICHICO加盟店を探す

やることは一つに絞れます。買ったあとに市の公式ページを開いて、まだ受付中なら申請する。それだけです。買う前に電話で残りを確かめる人がいますが、月11件のペースで残り4件なら、その手間に見合う確率ではありません。

よくある質問

Q. 市川市のEV補助金はまだ間に合いますか?
A. 電気自動車等導入費補助金は、令和8年9月29日現在で予算2,850,000円に対して申請54件、予算残額210,000円です。92%が消化済みで、ここまでの平均交付額(1件あたり約49,000円)で割ると残りは約4件分にあたります。受付期間は令和9年3月31日必着ですが、予算上限に達した時点で終了します。最新の残額は市公式ページで確認してください。
Q. 太陽光がない家でもEV補助は受けられますか?
A. 電気自動車等導入費補助金には太陽光の条件がないため、太陽光がなくても申請できます。一方でスマートハウス関連設備導入費補助金のEV枠は「住宅用太陽光発電設備が設置され、発電した電気を電気自動車又はプラグインハイブリッド自動車に充電できること」が要件なので、太陽光がないと使えません。
Q. 市のEV補助はいくらもらえますか?
A. 電気自動車等導入費補助金の電気自動車は「国補助金の4分の1または50,000円のいずれか低い額」です。国のCEV補助金が20万円を超えていれば、市からは上限の50,000円が出ます。電動バイクは本体購入費または20,000円の低い方、V2H充放電設備は本体購入費または50,000円の低い方です。
Q. 2つの補助金は併用できますか?
A. 市の案内には、自宅に太陽光発電設備がある場合はスマートハウス関連設備導入費補助金も対象となる可能性があると書かれています。ただしスマートハウス補助金の計算では「補助対象経費から国等の補助申請額を引いた額」を使い、市川市電気自動車等導入費補助金もその他の補助金に含まれると手引きに明記されています。実際にいくらになるかは総合環境課(047-712-5782)へ確認してください。
Q. 対象外になる車はありますか?
A. 中古輸入車、ハイブリッド車、燃料電池自動車は対象外です。展示車やレンタカーとしての使用も対象外になります。また市民税・固定資産税・都市計画税・軽自動車税を滞納している場合は申請できません。

出典

補助額・予算残額・受付状況は変更されることがあります。「約4件分」は市の公表値ではなく、交付済み平均から本サイトが算出した目安です。契約前に必ず市川市公式ページと総合環境課でご確認ください。