最終更新: 2026年7月16日

市川市の観光スポットまとめ|ほぼ0円で1日遊べるモデルコース付き・地元目線ガイド

「市川市に観光スポットなんてあるの?」——市民でもそう言う人がいますが、実はこの街、主要スポットのほとんどが無料という珍しい観光地です。地上150mの展望台も、国の重要文化財が建ち並ぶ大本山寺院も、世界唯一の神輿専門ミュージアムも、無料入場。都心から総武線で20分の場所に、財布を気にせず1日歩ける街があります。

⚠️ 本記事の施設情報・開催時期は2026年7月時点の調査に基づきます。開園時間・料金・イベント日程は変更される場合があるため、お出かけ前に各施設の公式情報をご確認ください。

市川市の観光スポットマップ

目的別の行き先早見表

目的行き先予算感
絶景・夜景をタダで見たいアイ・リンクタウン展望施設(市川駅前)無料
歴史と風情の散歩がしたい中山法華経寺、真間・国府台エリア無料
子どもと1日遊びたい市川市動植物園+大町公園大人440円〜
花を見たい里見公園のバラ・桜、弘法寺の伏姫桜無料
文化・美術に浸りたい東山魁夷記念館、市川市文学ミュージアム無料〜520円
ちょっとディープな体験行徳神輿ミュージアム(世界唯一)無料
食と土産を楽しみたい道の駅いちかわ(梨・直売所)無料(食事は別途)
雨の日千葉県立現代産業科学館、考古博物館無料〜300円

市川駅・真間・国府台エリア:絶景と物語の散歩道

無料 アイ・リンクタウン展望施設

JR市川駅南口直結のタワーマンション「ザ・タワーズウエスト」45階にある展望施設で、地上約150mからの360度パノラマが無料です。シースルーエレベーターで一気に上がると、眼下に江戸川、正面に東京スカイツリーと都心のビル群、晴れた日には富士山まで見渡せます。日没後は夜景スポットに変わりデートコースとしても優秀。アクセス:JR市川駅南口から徒歩3分。

無料 里見公園

江戸川を見下ろす高台にある城跡公園で、春は約220本の桜が咲く市内屈指の花見名所。初夏と秋は112種・700株のバラ園が見頃を迎え、色と香りに圧倒されます。詩人・北原白秋が晩年を前に暮らした旧居「紫烟草舎」が移築されており、伝説の残る「夜泣き石」などの史跡も点在。花・歴史・眺望が一度に楽しめて、入場料は無料です。アクセス:JR市川駅からバス約10分。

無料 真間山弘法寺と文学の道

万葉集に詠まれた美女・手児奈(てこな)の伝説の舞台、真間。その中心にある真間山弘法寺には樹齢400年超のしだれ桜「伏姫桜」があり、3月下旬〜4月上旬の満開期には幻想的な光景を見せます。境内には「涙石」という石もあり、江戸時代から不思議な言い伝えが残っています。周辺は手児奈霊神堂、真間の井(亀井院)と徒歩でつながる「文学の道」として整備され、永井荷風や幸田露伴ゆかりのスポットが続きます。アクセス:市川真間駅から徒歩約10分。

無料 江戸川河川敷

市川駅から歩いてすぐの江戸川河川敷は、堤防上がウォーキング・サイクリングコースになっており、天気の良い日には富士山と東京スカイツリーという「二つの日本一」を同時に眺められます。江戸時代の市川関所跡もあり、散歩に歴史の味付けができます。毎年8月にはこの河川敷で国内最大級・約1万4,000発の市川市民納涼花火大会が開かれます。アクセス:JR市川駅から徒歩約10分。

本八幡・中山エリア:下総の歴史と文化の中心

無料 中山法華経寺

日蓮宗大本山の中山法華経寺は、市川の歴史観光の筆頭。五重塔や祖師堂など国の重要文化財に指定された建造物が本堂エリアに立ち並び、参拝・境内入場は無料です。日蓮聖人直筆の国宝2点も所蔵しており、宗教遺産としての規模は千葉県内でも随一。初詣・節分・秋の御会式など年中行事の時期は門前の参道商店街も賑わいます。アクセス:JR下総中山駅から徒歩10分、京成中山駅から徒歩5分。

無料 葛飾八幡宮と「八幡の藪知らず」

本八幡駅から徒歩数分の葛飾八幡宮は平安時代創建と伝わる下総国総鎮守。御神木の「千本公孫樹(せんぼんいちょう)」は樹齢1,200年超・国指定天然記念物で、11月の黄葉は圧巻です。向かいの国道沿いには「八幡の藪知らず」という禁足地があります。古くから「足を踏み入れてはならない」とされる不思議な竹藪で、なぜ禁足なのか理由が解明されないまま現代まで守られています。アクセス:JR本八幡駅・京成八幡駅から徒歩5〜10分。

一般520円 市川市東山魁夷記念館

日本画の巨匠・東山魁夷が50年以上暮らした市川中山の地に建てられた美術館です。代表作の習作・スケッチ・版画が鑑賞でき、ドイツの街並みを思わせる八角形の塔が印象的な洋館は建物自体も見どころ。収蔵作品は年間を通じて展示替えが行われています。法華経寺から徒歩圏にあるため、セットで回るのがおすすめです。料金:一般520円、高大生260円、65歳以上410円、中学生以下無料。アクセス:京成中山駅から徒歩約15分。

常設展無料 市川市文学ミュージアム

永井荷風・水木洋子・幸田露伴ら、市川にゆかりのある文豪の資料を展示する文学館です。タッチパネル式モニターとジオラマを使った展示でゲーム感覚に文人の世界へ触れられ、常設展は無料。企画展は有料の場合もあります。千葉県立現代産業科学館と同じ生涯学習センター内にあるためセット鑑賞しやすく、雨の日のコースに最適です。アクセス:JR本八幡駅から徒歩15分、京成鬼越駅から徒歩10分。

一般300円 千葉県立現代産業科学館

「見て、触れて、科学が好きになる」体験型ミュージアム。放電実験やシャボン玉、ボール浮遊体験など子ども向けと思いきや大人も夢中になる体験展示が並びます。千葉県の産業歴史展示も充実。料金は一般300円、高大生150円、中学生以下・65歳以上無料。文学ミュージアムに隣接しており、ニッケコルトンプラザでの買い物とセットで1日過ごせます。アクセス:JR本八幡駅から徒歩約15分。

行徳エリア:江戸の職人文化が息づく水の街

無料 行徳神輿ミュージアム

行徳は江戸時代から続く神輿づくりの産地で、江戸の神輿の大半がここで作られてきたと言われています。行徳神輿ミュージアムは世界唯一の神輿専門ミュージアムで、きらびやかな神輿の数々を間近で鑑賞でき、職人の道具や神輿の内部構造も展示。ガイドツアー(要予約・有料)に参加すると職人技の話を直接聞けます。入館無料でありながら、他では見られない展示内容はリピーターも多い穴場スポットです。アクセス:東京メトロ東西線妙典駅から徒歩約8分。

大町・北部エリア:緑と自然と梨の産地

大人440円 市川市動植物園

家族連れの鉄板スポット。レッサーパンダやコツメカワウソをはじめ約44種・290点以上の動物が近距離で見られる市営動物園です。ヤギやモルモットと触れ合える「なかよし広場」は子どもたちに大人気。ミニ鉄道もあり、未就学児連れにちょうどいいスケール感です。料金:大人440円、小学生110円、未就学児無料。詳しい回り方・アクセスは市川市動植物園 完全ガイドをご覧ください。

無料 大町公園エリア(観賞植物園・自然観察園)

動植物園に隣接する観賞植物園・バラ園・自然観察園はすべて入園無料。湧き水の谷津にはホタルが生息し、初夏の夜には観賞会も開かれます。夏〜秋は周辺の大町梨街道で梨の直売・梨狩りが楽しめます。大町公園エリアの詳細ガイドはこちら。アクセス:北総線大町駅から徒歩5〜15分。

大人1,300円 ありのみコース(フィールドアスレチック)

丸太の橋、ロープで池を渡る装置など40種類の遊具が全長約1kmのコースに設置された本格フィールドアスレチックです。大町公園エリアに隣接しており、動植物園とセットで訪れる家族が多い施設。料金:大人1,300円・小中学生1,000円・幼児(3歳以上)800円。アクセス:北総線大町駅から徒歩約5分。

無料 じゅん菜池緑地

かつての沼地を復元した静かな水辺公園。遊歩道が整備されており、春の梅・桜、夏の緑、11月下旬の紅葉と四季を通じて景色が変わります。バードウォッチングのスポットとしても知られており、冬は水鳥の姿も見られます。派手さはなく地元の散歩道という趣ですが、混雑していない穴場です。アクセス:JR市川駅からバス、または北総線矢切駅から徒歩約10分。

無料 市立市川考古博物館・歴史博物館

考古博物館と歴史博物館が隣り合わせに建つ複合施設で、いずれも入館無料。考古博物館は縄文時代の土器・石器など市内の発掘品を展示。歴史博物館は平安時代以降の文書史料から、かつて市川の重要産業だった行徳の塩づくり(行徳産業史)まで幅広く網羅しています。アクセス:北総線北国分駅から徒歩約10分。

入場無料 道の駅いちかわ

市川の「うまいもの」が集結した比較的新しい観光拠点。直売所では市川名産の梨(8〜10月)や新鮮野菜が並び、レストランやカフェでは地元食材を使ったメニューが楽しめます。梨ソフトクリームは秋シーズンの定番。大型駐車場もあり、北部エリアの観光や梨狩りの前後に立ち寄るのに便利です。アクセス:JR市川駅からバス、または外環道市川中央ICから約4km。

モデルコース4選

① 半日・0円歴史さんぽ(市川駅発)

アイ・リンクタウン展望施設(30分)→ 江戸川河川敷を北上(30分)→ 里見公園でバラor桜(60分)→ 弘法寺・手児奈霊神堂の真間文学さんぽ(60分)→ 市川駅周辺でお茶。移動はすべて徒歩、入場料は合計0円

② 家族の1日コース(大町)

午前:市川市動植物園(2時間)→ 昼:園内でお弁当orありのみコース前の腹ごしらえ → 午後:ありのみコース(90分)→ 大町公園のバラ園・自然観察園を散策(60分)→ 梨直売所でお土産。夏〜秋なら道の駅いちかわにも立ち寄り。

③ 歴史・美術の半日(中山)

中山法華経寺の伽藍と門前町(90分)→ 市川市東山魁夷記念館(60分)→ 市川市文学ミュージアム(60分)→ 下総中山駅周辺で甘味。雨の日は法華経寺を短めにして千葉県立現代産業科学館に切り替えるのがおすすめです。

④ 行徳ディープ散歩(妙典発)

妙典駅から出発し、行徳神輿ミュージアム(60分)→ 行徳の旧街道をぶらぶら → 江戸川河口付近の行徳野鳥観察舎(野鳥好き向け)→ 近くの飲食店でランチ。江戸川放水路での釣りとセットにするのも市川らしいコースです。

季節カレンダー

時期見どころ
2〜3月じゅん菜池緑地の梅、動植物園の梅林
3月下旬〜4月上旬里見公園・真間川沿いの桜、弘法寺の伏姫桜(樹齢400年)
5〜6月里見公園・大町公園の春バラ(112種・700株)、自然観察園のホタル
8月市川市民納涼花火大会(約1万4,000発)、動植物園の夏祭り
8〜10月大町梨街道の梨直売・梨狩り、道の駅いちかわの梨ソフト
10月里見公園・大町公園の秋バラ
11月葛飾八幡宮の千本公孫樹(樹齢1,200年)の黄葉、じゅん菜池の紅葉
1月中山法華経寺・葛飾八幡宮の初詣

観光のついでに寄れる市川市の加盟店を
ICHICOの店舗マップで探せます。

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よくある質問

Q. 車がなくても回れますか?
A. 回れます。市川駅・本八幡・中山エリアは駅から徒歩圏で、大町エリアも土日祝は本八幡駅からバスが出ています(平日はルートが異なるので動植物園ガイドのアクセス欄を参照)。行徳エリアは東西線妙典駅から徒歩圏です。
Q. 半日しか時間がありません。どこがおすすめですか?
A. 市川駅発の「0円歴史さんぽ」コースがおすすめです。展望台・河川敷・里見公園・真間と、市川の見どころのエッセンスを半日で体験でき、入場料は合計0円です。
Q. 子ども連れで楽しめる無料・低価格スポットはありますか?
A. 無料スポットが充実しています。市立市川考古博物館・歴史博物館(無料)、市川市文学ミュージアム常設展(無料)、じゅん菜池緑地(無料)、大町公園エリアの観賞植物園・自然観察園(無料)などがあります。有料でも動植物園(大人440円・小学生110円)とありのみコース(大人1,300円・子ども1,000円)は子ども向けに特化した施設です。
Q. 混雑する時期はいつですか?
A. 花火大会当日(8月)の市川駅周辺と河川敷、桜シーズンの里見公園・弘法寺、初詣期間の法華経寺・葛飾八幡宮は混み合います。特に花火大会当日は駅ビルも早じまいするため、通常の観光には不向きです。